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Digital Visual Interface
- DVIコネクタ
DVI-Dオスプラグ(シングルリンク)Digital Visual Interface(DVI、ディー ブイ アイ)は、液晶ディスプレイやデジタルプロジェクタのような、デジタルディスプレイ装置の映像品質を最大限活かすよう設計された映像出力インタフェースの標準規格である。これはDigital Display Working Group (DDWG) という、産業界のコンソーシアムによって開発された。この規格はまず第一にディスプレイに無圧縮のデジタルビデオデータを送るように設計されている。また、部分的にHDMI規格と互換性がある。
DVIには複数の形態があります。
- DVI-D (Digital) [Single-Link:18pin / Dual-Link:24pin]
ディジタル・ビデオ信号のみを通すDVIプラグ(コネクタ)のことです
- DVI-I (Integrated) [Single-Link:23pin / Dual-Link:29pin]
ディジタル・ビデオ信号とアナログ・ビデオ信号を通す
DVIプラグ(コネクタ)のことです。
- DVI-A (Analog) [19pin]
アナログ・ビデオ信号を通すDVIプラグ(コネクタ)のことです。
観たことないです。
- 概要
DVIインタフェースは望みのピクセルの輝度をバイナリデータとして送信するのにデジタルプロトコルを用いている。ディスプレイをデバイスの持つ解像度で動作させると、ディスプレイはそれぞれの値を読み取って、適切なピクセルに輝度を適用する。この方法だと、ソースのデバイスの出力バッファにあるそれぞれのピクセルとディスプレイデバイス内の1つのピクセルが直接対応する。ところが、アナログ信号ではそれぞれのピクセルの表示は電気的ノイズやアナログ信号のひずみなどにより隣接するピクセルの影響を受けてしまう。
アナログVGA(VGA端子)のような以前の規格はCRTベースのデバイスに対して設計されていたため、離散的な時間で伝送していなかった。アナログソースは画像の水平線それぞれを送信する際、望みの明るさを表現するために出力電圧を変化させている。CRTデバイス内で、この信号は走査ビームがスクリーンを横切って動く際にその輝度を変えるのに使っている。
しかし、VGAのようなアナログ信号をLCDのようなデジタルディスプレイに入力すると、ばらばらのピクセル列に対して単一の明るさの値が選ばれてしまう。デコーダは標準の間隔で入力信号の電圧をサンプリングするので、上記のようなことが起きてしまう。ソースが(コンピュータのような)デジタルデバイスである時、サンプリングがそれぞれのピクセルのちょうど真ん中で行われないと、ひずみを引き起こし、クロストークの原因となる。
DVIコネクタは普通DVI専用のデジタル映像信号を通すためのピンが含まれている。デュアルリンクシステムの場合は、追加のピンはデータ信号線の2番目のセットを用いる。
DVIコネクタはまたVGA標準で使用されている古いアナログ信号も通すピンも併せ持っている。この特長は、DVIを普及させるために規格に含まれた。モニタのタイプ(アナログないしデジタル)にかかわらず、同じコネクタで処理できる。
デバイスにあるDVIコネクタは実装されている信号線によって3つの名前がある。
- DVI-D(デジタル専用)
- DVI-A(アナログ専用)
- DVI-I(デジタルおよびアナログ兼用)
コネクタはまた高解像度ディスプレイのための2番目のデータリンクを準備しているが、多くのデバイスはこれを実装はしていない。2番目のリンクを実装しているコネクタは、しばしばDVI-DL(デュアルリンク)と呼ばれている。