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デフラグでHDを最適化して、動作を早くして・寿命を延ばそう

よく聞く、週に一度・あまり使わなくても月に1度はデフラグをやろう。

ただしこれは1日20分は健康のために歩こうと同程度の、快適にパソコンを使うための指針であり、頻繁にパソコンを使わないのであればデフラグ気にする必要はありませんし、実際に一度もデフラグやったことをない人も多数います。

しかしその一方で、「デフラグ」を余り多用しすぎると、HDDの寿命を短くしてしまうともよく聞きます。

正直,パソコンが遅いと思われてデフラグを実行されても体感は変わらないと思います、遅い原因は他に沢山あるので危険なデフラグよりも簡単な快適処理のほうが良い場合が多いです。

これは非常に重要です。
デフラグを実行する前にかならずチェックディスク(スキャンディスク)を行ってください。ディスクにエラーがある状態でデフラグをすると、最悪パソコンが壊れちゃいます。デフラグをする前に、チェックディスクを行ってハードディスクにエラーや損傷が無いかをチェックして、エラーや損傷があった場合は修復する。それからデフラグを実行します。

チェックディスクの実行手順はこちらへ

デフラグとは何か?

日本語の意味は(ファイルの)断片化解消です。

デフラグとはデフラグメンテーション(defragmentation)の短縮した呼び方です。

デフラグメンテーションとはフラグメンテーション(断片化)の否定の語です。

断片化とは

ファイルをHDに保存するときに、HDに連続した空きがあれば、断片化せずに保存できます。

連続した空きとはどういうことでしょうか。これは本棚をイメージしてみてください。

まったく空の本棚なら、長い巻数の本(マンガなど)を綺麗にいれることができます。

しかし、本棚がすべて埋まっている場合は、いらない本を、本棚から取り除いて空きをつくります。

そしてその空いたスペースに長い巻数の本を入れます。

すると同じシリーズの本がバラバラに入っている状態、これが断片化した状態です。(普通の人間ならここで整理しますが、そうしないと仮定します)

なお、HDの読み込み・書き込みのイメージとしては、カセットテープを想像してみてください。

断片化の問題点

では断片化することで何が問題なのでしょうか。ファイルが断片化している、

言い換えれば、ファイルが連続していないということは、そのファイルを読み込むのに、

別々の場所を見に行かなければなりません。これは先ほどの本棚の話で例えると、すべての巻数を読むには、別々の場所に移動しなければならなく、時間もかかるし疲れてしまいます。

それと同じことがHDにも起きるのです。

つまり、ファイルの断片化によりファイルの読み込みに時間がかかります。また、無駄にHDを使用しますのでHDの寿命が縮みます。(部屋でタバコ吸う方が、HDにはよほど悪いという説もありますが)

断片化を解消すると、どのようなメリット(良い点)があるか

先ほどの断片化の問題点から、断片化を解消すると2点メリットがあります。

(1) 断片化を解消するとHDの速度が速くなる

これはHDの実データーが連続してあるので、一つのファイルを読み込むのに、HDのいろいろな場所を探さないですむ。(カセットテープでいうと、巻き戻したり、早送りしなくて済む)

のでファイルが読み込まれるのが早くなる。書き込み時にも連続した場所が空いてるので、すばやく書き込める。

(2) 断片化を解消するとHDの寿命が伸びる

HDの実データーが連続してあるので、一つのファイルを読み込むのに、HDのいろいろな場所を探さないですむ。

(カセットテープでいうと、巻き戻したり、早送りしなくて済む)

ハードディスクは読み書き・いずれにせよ動きがあると消耗してしまいます。(他の消耗要因としては熱・埃・湿気などもありますが)

つまり無駄な動きが減るので、理論的には寿命は延びます。

どうやって断片化を解消するか

最初からインストールされているデフラグツールを使います。

注意事項等

デフラグ中に電源を切らない。
これは一番大事なことです。そもそもパソコンを使ってる途中で電源を抜いたりするのは禁止事項ですが、

特にデフラグ時には、厳禁です。最悪、パソコンが起動しなくなります。

電源ケーブルが足に引っかかりやすい状態だったり、、暖房をつけてて、ブレーカーが落ちやすい状態だったりする時には注意してください。

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